【AIアート】DALL·E 3で描く『すずめの戸締り』

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DALL·E 3は、OpenAIによって開発された先進的な画像生成AIです。

今回は、『すずめの戸締り』の概要、「すずめの戸締り」をDALLE3でどう描くか?プロンプトの作成方法、DALLE-3の使い方などの説明をご説明していきます。

目次

『すずめの戸締り』の映画概要

『すずめの戸締り』は、新海誠監督の作品で、2022年に公開された日本のアニメーション映画です。

新海誠監督は、美しいビジュアルスタイルと心に響く物語で知られており、この作品も彼の代表的なテーマを色濃く反映しています。

この映画は、日本の様々な場所を巡りながら「扉」を閉じる旅をする少女「すずめ」と彼女が出会う少年と神秘的な存在との関係を描いています。すずめは、日本全国に散らばる扉を閉めるための旅に出ますが、この過程で自己発見と成長を遂げていきます。

この映画を通して、主人公「すずめ」はこれらの扉に関わることで自身の内面と向き合い、個人的な成長、家族や友人との絆、そして過去との向き合い成長していく過程が見れる物語となっています。この映画は、その美しいビジュアルと感動的なストーリーで、観る者に強い印象を与える作品となっています。また、新海誠監督特有の詩的で感情豊かな描写が随所に散りばめられており、日本国内外で高い評価を受けています。

『すずめの戸締り』は、2023年公開の後も人気の高い作品となっていて、様々な動画プラットフォーム上で見る事ができます。この記事で、少しでも気になった方は、下記、Huluでも見ることができますのでチェックして見て下さい。

以下では、DALLE-3を用いたAIイラストの作成方法について解説していきます。

『すずめの戸締まり』のプロンプトの作成方法

『すずめの戸締まり』をイメージした画像を作る場合、映画概要をChat Gptで作ってもらう事から始めました。

映画概要は、chat gpt 4.0に「「すずめの戸締り」の内容を教えて」と入力すると得られます。

(注意点:Chat Gpt3.5では2024年4月現在、2022年の情報を参照している為、公開情報がない場合があります)

その上で、物語の概要を含めたイメージを提案してもらい、得られた返答は以下でした。

物語の概要を含めたイメージ

  1. 旅の始まり: すずめが旅立つシーン。背景には美しい日本の田園風景が広がり、彼女が持つ少し古めのスーツケースが、これから始まる冒険への期待感を象徴しています。
  2. 扉との遭遇: 不思議な力を持つ「扉」を発見する瞬間。扉は古びた和風のデザインで、周囲の自然や景色とは異質な存在感を放っている。すずめとそらがこの扉を背景に立ち、扉の向こうに何があるのかを想像しながら、不安と好奇心に満ちた表情をしています。
  3. 冒険の途中: すずめが扉を閉じる旅を進める中で遭遇する、美しい自然や風景。山々、海、古い街並みなど、日本の四季を感じさせる豊かな風景が背景になり、すずめがその中を旅する姿を描きます。
  4. 成長と癒し: 旅の終わりに近づくにつれ、すずめが内面的な成長と癒しを経験する瞬間。美しい夕焼けや星空の下で、すずめが過去を振り返りながらも前を向く強い眼差しをしているシーンです。

1の画像を作ってとDALLE3に入力すると、作成してもらえました。

以下では、画像を公開しています、どの作品も原作のイラストとはかけ離れますが、プロンプトに沿った画像ができています。

『すずめの戸締まり』のAIイラスト

(以下画像はChat GptのDALL-Eの画像を使用しています。)

1,旅の始まり:

prompt: A young girl named Suzume is about to embark on a journey, standing at the edge of a beautiful Japanese countryside. She holds an old-fashioned suitcase.

2, 扉との遭遇:

prompt: Suzume and a young man named Sora discover an ancient Japanese-style door that stands mysteriously in the middle of a natural landscape.

3, 冒険の途中: Prompt: During her journey to close the doors, Suzume travels through diverse and beautiful landscapes of Japan, experiencing the country’s rich cultural.

DALL·E 3の画像作成における良い点・課題点

いかがでしたでしょうか。DALL·E 3は、高画質で入力内容に沿った良いイラストが生成できます。

ですが、DALLE-3では現状以下の良い点・課題点があります。

良い点

アスペクト比は「ワイド画面」「正方形」「縦長」と、3段階から用途に応じて選択可能です。

このツールで作成出来る画像は、様々なアスペクト比(ワイド、正方形、縦長)を選べる他、イラストのスタイルも100種類以上から選択可能です。これにより、ユーザーは非常に柔軟にクリエイティブなビジュアルを作成できます。

イラストのスタイルについては、一見すると5種類のみですが、画面の「→」ボタンを押すことで、5種類ずつ変更され、合計で100種類以上のスタイルから選ぶことができるようになっています。このように、DALL·E 3は多彩なスタイル選択肢を提供しており、クリエイティブな表現に富んだ利用が期待できます。

課題点

画像の出力形式はWebPイメージのみに限られており、JPEGやPNGといった他の形式での出力を求めても、「WebP形式でのみ出力可能です」という回答が返ってくるのが現状です。

要望されても32×32ピクセルの画像を作成する機能は提供されていません。

Webpは、iphone、macをご使用の方はプレビューで「ファイル」を選択し、「書き出し」をするとweb用の素材に出力できるようになっています。

まとめ

DALL·E 3は、テキスト指示に基づいて高品質な画像を生成する革新的なAIツールです。アスペクト比やイラストスタイルが多彩で、クリエイティブな表現が可能となっています。このツールの発展は加速しており、その進化はまだ途中ですが、すでに高度な機能を提供しています。興味がある方は、OpenAIのDALL·E 3をぜひ試してみてください。ただし、DALL·E 3を使用するにはChatGPT 4.0が必要ですので、この点はご留意ください。

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